24日に高知市の住宅で女性の遺体が見つかった事件で、死因は複数の刺し傷による出血性ショックと分かりました。警察は殺人と断定し捜査を始めています。
24日午後1時ごろ高知市十津の市営住宅を訪問した市の福祉関係者が、室内で女性が血を流して死亡しているのを発見しました。
亡くなったのはこの部屋に住む三谷 田鶴子さん(76)です。警察によりますと死亡推定時刻は23日の夜から24日未明。死因は複数の刺し傷による出血性ショックです。
室内に血の付いた刃物があったことや、女性の首にひも状のもので縛られた痕や複数回、刺された痕が残っていたことなどから警察は殺人事件と断定し捜査を始めています。
中川 果歩 記者
「昨日まで張られていた規制線やシートは外されていますが、カーテンが閉め切られていて部屋の中の様子を伺うことはできません。犯人はまだ見つかっておらず、住人からは不安の声が広がっています」
近くに住む人
「びっくりしました。そりゃ怖いですよ。きれいに解決してくれて、犯人が早く自首してくれたら」
女性は無職で40代の次男と同居していて発見当時、次男は家にいませんでした。
近くに住む人
「息子さんが40代で元気に送り迎えしててお母さん(の面倒)をみてた」
警察は次男がなんらかの事情を知っているとみて行方を追っています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。