北海道千歳市の市道で6月26日午前11時30分ごろ、酒気を帯びたまま乗用車を運転したとして、札幌市南区に住む高校教師の39歳の男が道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕されました。

 警察によりますと、男が飲酒運転しているとの情報提供を受けた警察がフラフラと走行する車を発見。

 停車させ呼気検査をしたところ、基準値の10倍ものアルコールが検出されたため、その場で男を逮捕しました。

 調べに対し男は「酒は抜けていた」などと話しているということです。


 札幌市教育委員会によりますと、男は札幌平岸高校に勤務し、主に3年生を担当。

 事件当日、高校では通常通り授業が行われていましたが、男は休みでした。
 
 男は体調不良を理由に勤務を休みがちだったということですが、酒との関係は分かっていません。

 逮捕を受け山根直樹教育長は「教育委員会として飲酒運転の根絶に向けて取り組んでいる中で、子どもたちの教育に携わる学校職員が酒気帯び運転を行うことは、断じて許されることではなく、大変遺憾で重く受け止めております。本件については、速やかに事実関係を確認のうえ、厳正に対処してまいります。」とコメントしています。

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