支払い能力を超える多額の売掛金(ツケ)を女性客に背負わせる悪質なホストクラブの問題について、松村祥史・国家公安委員長は27日の定例記者会見で、風営法の改正を巡り、有識者会議を設置して検討を始める意向を示した。
松村氏は「女性が売掛金の返済のために売春することがないよう、効果的なものにすることが重要」と指摘。「スピード感を持って検討を進め、対策をまとめるよう警察を指導していく」と述べた。
松村氏は26日夜にホストクラブが多く集まる東京都新宿区歌舞伎町を視察しており、「悪質な営業が根絶されなければならないとの認識を新たにした。もう一歩踏み込んだ検討をしなければならないと感じた」と述べた。【山崎征克】
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