イギリスを訪問中の天皇陛下は、国賓としての行事を終え、思い出の地に2人で立つことができ「大変幸せなこと」と感想を述べられました。

日本時間の28日未明、陛下はロンドンにある王立の植物園を視察した後、記者の取材に応じ、今回の訪問を振り返られました。

天皇陛下:
思い出の地に戻って来たという印象を強く持ちましたし、本当に「おかえりなさい」というふうに言っていただいた、「Welcome back」というようなことを多くの方から言っていただいた、本当にこれは私はうれしかったですし、その思い出の地に今回、雅子にとってもこのイギリスは思い出の地ですので、2人でもって立つことができたという、これは本当に大変幸せなことだというふうに思っています。イギリスで本当に多くの方々から、温かく迎えていただいたことを大変うれしく思っておりますし、今回の私たち2人の国賓としての訪問が、今後の日本・イギリス両国の友好親善に貢献することを心から願っております。

これに先立ち、陛下はウィンザー城にある聖ジョージ礼拝堂を訪問されました。

陛下の希望で女王やフィリップ殿下の墓を私的に拝礼し、「今までいろいろお世話になったこと、本当によくしていただいたことに対する心からのお礼の気持ちで参拝をさせていただきました」と述べられました。

28日は両陛下の留学先のオックスフォード大学を訪問し、帰国の途に就かれます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。