28日、静岡県内では西部と中部で線状降水帯が発生しあわせて12軒の浸水被害が確認されました。引き続き浸水や土砂災害などに警戒が必要です。

低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、28日の県内は全域で雨となり西部と中部では午前中に線状降水帯が発生しました。

こうした中、2022年9月の台風と2023年6月の大雨とこれまで二度にわたって堤防が決壊した磐田市の敷地川流域では一時およそ4200人を対象に警戒レベルが最も高い緊急安全確保が出されました。

落合健悟k記者：磐田市の上野部川です。現在流れが穏やかなんですがこのあたりで川が氾濫したとみられています。

上野部川は午前中に氾濫し周辺ではあわせて住宅10軒で浸水被害が確認されました。また浜松市では住宅2軒が浸水しました。

気象台によると雨は29日昼頃まで降り続く見通しで、引き続き土砂災害や浸水などに警戒が必要です。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。