天皇皇后両陛下はイギリスへの公式訪問を終え、6月29日に帰国されました。
29日夜、両陛下は政府専用機で羽田空港に到着し、出迎えた秋篠宮ご夫妻などと笑顔で挨拶を交わされました。
チャールズ国王から招待を受けた8日間の訪問で、両陛下は、馬車による歓迎パレードや晩餐会など国賓としての歓迎行事に臨まれ、陛下は、ウィットに富んだスピーチをされました。
ロンドンで27日、天皇陛下は「(コインを落として)私は大いに慌てましたが、周りにいた人たちが手分けして拾ってくださり、英国の人たちの優しさに触れ、すがすがしい気分になりコレッジ(寮)に帰りました」と述べられました。
また、未来を担うイギリスや日本の子どもたちと触れ合ったほか、両陛下が留学していた「思い出の地」オックスフォード大学にも初めてお二人そろって足を運ばれました。
留学していたマートンカレッジで陛下が「覚えています」と述べられると、学長が「カレッジにお帰りなさいませ。お迎えできて光栄です」と挨拶し、陛下は「こちらがダイニングホールで」と思い出されていました。
イギリスとの親善を深めた旅を終え、両陛下は「思い出に満ちた場所を再訪することができるとともに、懐かしい方々にお会いできたことは、大変うれしいことでした」「初めて国賓として英国を訪れ、大変思い出深い訪問となりました」と文書で感想を寄せられました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。