2017年の九州北部の豪雨の犠牲者を悼み、黙とうする福岡県朝倉市の職員ら(5日午前、市役所)=共同

福岡、大分両県で40人が死亡、2人が行方不明となった2017年の九州北部の豪雨発生から、5日で7年となった。災害関連死1人を含む33人が犠牲となった福岡県朝倉市では犠牲者を悼み、サイレンが鳴らされた。

市役所では林裕二市長と職員らが黙とう。林市長はこれに先立ち報道陣の取材に応じ、昨年7月も豪雨で住宅に被害が出たことを踏まえ「これから先も安心安全な朝倉をつくるために復興復旧にまい進していく」と述べた。

17年の豪雨では、朝倉市で1時間129.5ミリの雨量を記録した。土砂崩れで発生した大量の流木が住宅や道路に押し寄せ、山あいの集落で壊滅的な被害が出た。両県で1400棟以上の住宅が全半壊した。〔共同〕

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