中国四国防衛局は、水揚げが禁止されていた期間中に廿日市市の海岸で「マテ貝」を採ったとして、40代の男性防衛事務官を停職6日の懲戒処分にしました。
中国四国防衛局によりますと処分を受けた防衛事務官(40代)は、去年5月13日、廿日市市の海岸で水揚げ禁止期間にも関わらずマテ貝327個、およそ2キロを密漁したということです。
海上保安部の職員がマテ貝を採っていた防衛事務官を発見して事情を聞き、その後、この防衛事務官が事情聴取された旨を中国四国防衛局に報告。防衛事務官は停職6日の懲戒処分となりました。
防衛事務官は事実を認め、「家族で消費する目的だった。漁業調整規則について調べておらず認識が甘かった。深く反省している」と話しているということです。
事務官の処分について、中国四国防衛局は、「法令順守を徹底するよう服務指導を行い、綱紀粛正の徹底に努めてまいります」とコメントしています。
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