7日も東北から西日本では、各地で体温を超える危険な暑さになりました。
こうした中、静岡市では2024年、全国で初めて最高気温が40度に達しました。

猛暑は8日も続くとみられ、さらに警戒が必要です。

梅雨明け前の猛暑は7日も止まりません。

午前10時ごろの静岡市・用宗海岸では、強い日差しで、じりじりと焼けるような危険な暑さになっていました。

静岡市で午後1時18分、最高気温が40.0度を観測。
2024年全国で初の40度台となりました。

街の人は「すごい息ができないくらい暑いです」「さっき40度って見ました。びっくりしました。倒れないように気をつけます」と話していました。

子どもたちが首に巻いていたネッククーラーも暑さですぐに溶けてしまったといいます。

7日は、東北から西日本の各地で体温を超える危険な暑さとなりました。

群馬・下仁田町で39.8度、山梨・甲府市で39.3度を観測。
2024年最多の全国244地点(午後5時時点)で猛暑日となりました。

37.7度を観測した愛知・名古屋市は、4日連続の猛暑日です。

一方、36.1度を観測し2024年初めて猛暑日となった長野市では、観光名所・善光寺で『表参道夏祭り』が開かれ、2基のみこしが参道を練り歩きました。

沿道には多くの観光客が訪れ、浴衣姿の子どもは「楽しい。(みこしは)ちょっと重そう」と楽しんでいる様子でした。
また、みこしに乗った人が紅白の餅をまく場面もありました。

全国的に暑い1日となった7日、静岡県の伊東温泉で行われたのは『タライ乗り競争』です。

直径約1メートルのタライに乗り、しゃもじのような櫂(かい)を使って川を下り、ゴールを目指します。
スタート直後から転覆する選手が続出しました。

参加者は「気持ちよかったんですけど、1艇転覆しちゃいましてタイムが遅かったですね」「うれしい。楽しい」と話し、盛り上がっている様子でした。

レースには観光客や子どもたちも参加し、ユーモラスな戦いが繰り広げられました。

きょう7月7日は七夕です。
神奈川・平塚市で行われている日本三大七夕祭りの1つ『湘南ひらつか七夕まつり』が最終日を迎えました。

訪れた人は「にぎやかで楽しい」「お祭りが好きなので、楽しいなと思います」と楽しんでいました。

通りを埋め尽くした色とりどりの七夕飾りの中には、大谷翔平選手の飾りや20年ぶりに発行された新紙幣の顔となった渋沢栄一の飾りもありました。

訪れた子どもは「クワガタが捕れますように」と短冊に願いを書いていました。

7日は平塚市に近い藤沢市で真夏日、小田原市で猛暑日となっていて、冷たいけずりいちごを買い求める人で長い列ができていました。
けずりいちごを食べた人は「おいしいです。冷たくて涼しくなりますね」と味わっていました。

宮崎市の動物園では七夕の7日、動物たちに食べられるササ飾りがプレゼントされました。

ササの葉に果物や野菜が付けられていて、早速、ワオキツネザルがササに上り果物などを食べていました。

訪れた子どもたちは「七夕でデザートとかを食べていました。かわいいなと思いました」と話していました。

宮崎市は、36度を超える猛暑日となりましたが、動物たちは元気にプレゼントを口にしていました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。