JR東海は7月6日に起きた「のぞみ12号」の停電について、12号車と13号車の間の特高圧ケーブルが損傷し、地面に電流が流れる「地絡」が起きたためと発表しました。一方で、ケーブルが損傷した理由については調査が続いています。

7月6日午後0時16分頃、東海道新幹線・上りの掛川駅と静岡駅の間を走っていた「のぞみ12号」で停電が発生し、上下線ともに約3時間運転を見合わせました。

これにより列車27本が運休したほか、108本に最大200分の遅れが生じ、影響が及んだのは約9万7000人と推定されています。

こうした中、JR東海は7月8日、停電の理由について、12号車と13号車の間の特高圧ケーブルが損傷し、レールに電流が流れる「地絡」が起きたためと発表しました。

一方で、ケーブルが損傷した理由はまだ判明しておらず、JR東海はすべての列車について、車両間の特高圧ケーブルの一斉点検を実施しています。

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