あっさりなのに癖になるスープ、食欲をそそるモチモチの自家製麺。
人気ラーメン店で店長の優しさを踏みにじる男の姿を防犯カメラが捉えていました。
店が客のために用意していたハンディー扇風機をバッグに入れる扇風機泥棒。
現場は茨城・水戸市にある1杯250円という信じられない激安価格のラーメン店。
犯行の一部始終を店内の防犯カメラが目撃していました。
その男がやってきたのは7月6日午後8時半ごろ。
茶色のバッグを席に置くと、カウンターに置いてある店の黒いハンディー扇風機を気にしています。
すると、なぜか男はバッグから自前の青い扇風機を取り出しました。
その扇風機を左手に持ちながら、アツアツのラーメンをすする男。
スープを最後にひと口と口に運んだその時でした、スタッフがすぐ近くにいるにもかかわらず、店の扇風機をバッグの中へ。
男はそのまま店を出ていきました。
なぜ店は扇風機を用意していたのかというと…。
扇風機を盗まれたラーメン店:
日中は(店内が)35度を超えますので、冷房1つだと足りないなと思いまして…。
店内はクーラーを18度に設定。
さらに暑さ対策として、カウンターに扇風機を置いていたといいます。
実際、店内はどのくらいの暑さになっているのでしょうか。
店内の温度計の表示は31度を超えていました。
扇風機が盗まれたことでお客さんは「厨房からの熱気といい、めちゃくちゃ暑さ感じます」「自分元々汗っかきなんですけど、やっぱ暑いですね、食べると。(扇風機は)あった方が助かります」と話し、ラーメンをすするその額には汗が。
扇風機を盗まれたラーメン店:
この状態だと熱中症にもお客さんがなってしまうので、(扇風機を)返してほしいですね。
店は警察に被害を相談しているということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。