文部科学省は学校のプールで教師が水を止め忘れる事案が相次いでいることを受け、教師の負担を軽減する対策を検討するよう求める通知を全国の教育委員会などに出しました。

通知では「学校プールの管理業務が教師にとって過度な負担につながっている事態も見受けられる」と指摘した上で、負担を軽減するための取り組みを検討するよう求めています。

対策としては、管理業務を民間の業者に委託することや自動で給水を止めるシステムの導入などが考えられるとしています。

学校のプールでの水の止め忘れは、全国で相次いでいて水道代の一部を教師が支払うケースもあり、文科省は「損害賠償責任が特定の教師に生じることのないよう、積極的な取組を検討いただきたい」としています。

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