三菱UFJ銀行の行員が、顧客の株式公開買い付け情報を漏らした疑いがある問題で、親族らが不正な株取引で得た利益が1000万円を超えるとみられることが分かりました。

三菱UFJ銀行の男性行員(30代)は、顧客企業のTOB(株式公開買い付け)情報を公表前に親族らに伝えた疑いがあります。

その後の関係者への取材で、情報を得た親族ら3人が株取引で得た利益が、1000万円以上とみられることが分かりました。

また、この情報の1つは、行員が以前出向していた証券会社が、「公開買付代理人」を務めた企業の情報だった疑いがあることも分かり、証券取引等監視委員会は経緯などを調べています。

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