栃木県の男性職員の育児休業取得率が2023年度は過去最高の85%となった。対象となる職員80人中、68人が取得した。22年度の40.6%から大きく伸びた。各部局の所属長による積極的な業務の見直しや分担調整、制度周知などの施策が奏功した。1カ月以上の育休を取得した割合も10.4ポイント増えて39.7%となった。

県は24年度に男性職員の育休取得率を100%にする目標を掲げる。福田富一知事は10日の定例記者会見で「今後も理想の共働き・共育ての実現に向け、県庁が率先垂範して男性職員の育休取得推進に取り組む」と強調した。

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