10代の少女とわいせつな行為をしたなどとして、警視庁は12日、月島署地域課の男性巡査(23)を不同意性交等や性的姿態撮影処罰法違反などの疑いで書類送検し、懲戒免職処分とした。
容疑は2023年12月3日と24年4月4日、千葉県のホテルで、少女が16歳未満と知りながらわいせつな行為をし、その様子をスマートフォンで撮影したなどとしている。元巡査は「犯罪と分かっていたが、欲望に負けてしまった」と容疑を認めているという。
警視庁によると、元巡査は23年9月ごろ、チャットアプリで少女と知り合い、交際していた。2人の関係に不安を感じた少女が24年4月に月島署に相談して発覚した。
元巡査は24年1月、茨城県のホテルで別の10代少女とわいせつな行為をしたなどとして、県青少年健全育成条例違反などの疑いでも書類送検された。
警視庁の幡野徹・警務部参事官は「警察官として言語道断の行為。今後より一層、指導・教養を徹底し、信頼回復に努める」と述べた。【松本惇】
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