日本大は12日、重量挙げ部で昨年までの10年間にわたり、金銭の不正徴収があったと発表した。部の幹部が指示し、入学金・授業料の一部または全部を免除されている奨学生の部員から、全額を徴収。幹部が免除額相当分の多くを私的に使っていた。大学は被害回復に向けた手続きを開始した。部の活動は継続する。

大学によると、重量挙げ部は入部予定の奨学生の保護者に対し、入学金・授業料の免除は「2年目から」などとする虚偽の入学案内や、請求書を送付。入部金と同時に、本来免除されるべき入学金・授業料を部の口座に振り込ませていた。〔共同〕

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