梅雨前線の影響で、九州南部では大気の状態が非常に不安定となっていて、15日昼過ぎにかけても大雨となるおそれがあります。


梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩・大隅地方、種子島・屋久島地方は大気の状態が非常に不安定になっています。

15日午前11時現在、阿久根市、出水市、薩摩川内市に土砂災害警戒情報が、そして赤く塗られている地域に大雨警報が出されています。


降り始めからの総雨量は、紫尾山で504.5ミリ、阿久根市で438.5ミリとなっています。

また、15日に予想される1時間降水量は、多いところで、薩摩地方で50ミリ、大隅地方で40ミリと予想されています。

土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。


交通にも影響が出ています。
JRでは九州新幹線が鹿児島中央から熊本間の上りで運転を見合わせています。


JR利用者の声
「さっき運休を知ったので、ちょっとこれからどうするか考えたい」
「とりあえず新大阪まで。明朝から会社が始まる。なんとか今日中に戻れればいい」


このほか在来線では、鹿児島本線の鹿児島中央から川内、日豊本線の都城から鹿児島など、ご覧の区間で運転を見合わせています。

また、肥薩おれんじ鉄道も八代から川内の区間で運転を見合わせているということです。

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