観光地としても知られる、群馬・沼田市の吹割の滝で、一時、観光客などが取り残されました。

利根川の支流の片品川に架かる橋の上から、広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。

普段は透明だというこの川は、上流から激しく川が流れ込んできているのが分かります。

そして、せせらぎのようにゆっくりと流れてくる川が本来の姿だということですが、15日は全くその様子はありません。

中継場所から、300~400メートル下流に行った辺りに吹割の滝があります。

その吹割の滝を観光しに行っていた人たちなど22人が一時取り残されて、その後、けがなく救助された状況になるんです。

いったん退避していた場所が、中継前までは見えていましたが、今は雲がかかって少し見えづらくなりました。

その退避していた場所に続く遊歩道が左側にあり、うっすらとパイロンがあります。

パイロンが置いてある辺りの道が、水に漬かって引き返せなくなっているということで、5分ほど前までは退避した場所が見えたが、山あいの場所は一気に気候が変わると条件が変わるということが、この場所に来て実感されます。

15日午後4時55分現在は、非常に強く雨が降っています。

橋を見ると、強く橋の上に雨が打ち付けていて、水の流れができている様子が分かります。

一気にこの10分、20分の間で雨が強くなってきました。

周辺の人に話を聞くと、水の急上昇があった15日の午前中はもっと雨が強かったということで、一気に気候が変化してコンディションが変わるんだと実感されます。

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