無登録でFX投資を仲介した罪に問われたスカイプレミアムの幹部4人に対し、福岡地裁は16日、それぞれ執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのはスカイプレミアムインターナショナルの幹部・斎藤篤史被告(45)や水島忍被告(60)ら4人です。
判決によりますと4人は2019年から2021年にかけて、福岡や広島などの男女6人に無登録でFX投資の取引を仲介しました。
16日の判決公判で武田夕子裁判官は「投資家保護という法の趣旨に照らし、極めて危険で悪質な犯行」と断罪しました。
その上で、当時最高責任者だった斎藤被告には「手法を構築するなど責任は非常に重大」と指摘し、懲役3年・執行猶予5年、また水島被告ら幹部3人にもそれぞれ執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。
スカイプレミアムを巡っては、公判の中で検察側が全国の2万人以上から約1220億円を集めたと指摘していました。
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