東京・大田区の都立高校で激辛のポテトチップスを食べた高校生の男女15人が体調不良を訴え、これまでに14人が病院に搬送されました。
現場からフジテレビ・広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。
16日午後2時過ぎの校内には、7~8台の救急車、そして入りきれない消防車が同じ数だけいました。
救急車の中には大規模な災害であったり、多数のけが人が出たときなどに出動する「スーパーアンビュランス」も到着していて、大変な態勢がとられていました。
警視庁などによりますと、通報があったのが午後1時前、大田区の都立六郷工科高等学校で、体調不良を訴えたのは、高校1年生の女子生徒14人と男子生徒1人です。
このうち14人が、吐き気や口の痛みなどの症状を訴え、救急搬送されました。
いずれも意識はあるということですが、車いすで搬送された生徒もいるということです。
このポテトチップスは男子生徒が持ち込んだもので、以前すごく辛かったもので「面白半分で皆に食べさせよう」と持参したということです。
当時、30人ほどで食べていたということです。
当該の商品のパッケージには、“18禁”と書かれているほか、ウェブサイトでも「辛すぎますので18歳未満の方は食べないでください」と呼びかけていましたが、販売元の会社によりますと、これまでに体調不良の報告はなかったということです。
通報があった時は短縮授業の時間割だったということで、12時から12時40分が昼休みだったと生徒は話していました。
通報は午後1時前ですので、昼休みの最中でお弁当やお菓子も持参して食べていたということです。
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