7月7日、玉野市で発生した車の自損事故で、少年2人が重体となった事故を受け、警察などによる現場の点検が行われました。
点検が行われたのは玉野市宇野の国道30号線で、道路を管理する国土交通省岡山事務所の職員や警察官らが参加しました。現場では7月7日未明、無免許の16歳の少年が他の少年2人を乗せて軽乗用車を運転。車は縁石に乗り上げて大破し、2人が重体、1人がケガをしました。
現場となったのはほぼ直線となった坂を下った先にあるT字の交差点。点検では路面標示の追加や塗り直し、縁石で囲まれた「交通島」というスペースの周辺にポストコーンや反射材を設置することなどが提案されました。
(玉野警察署 大久保哲也交通課長)
「(国道30号は)玉野方面に行くには緩やかな左カーブになっているため、気を抜くと左カーブを曲がり切れない可能性がある。左カーブがはっきりとわかる対策を提案させてもらった。速度を落とす車間距離をとる心に余裕をもった運転をお願いします」
道路を管理する事務所は2024年内をめどに対策を実施したいとしています。
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