大阪市浪速区の取り壊し予定のマンションの部屋で白骨化した1人の遺体が発見されました。

警察は遺体の身元を調べています。

17日午後3時50分頃、大阪市浪速区稲荷にあるマンションの所有者の男性から「白骨死体を発見した」と警察署に届け出がありました。

■死後数カ月以上経過 外傷の有無や年齢性別も不明

警察によると、マンションの5階の部屋にある和室のたたみの上で仰向けの状態の白骨化した1人の遺体がみつかったということです。

遺体には毛布がかかっていて、服を着た状態でした。

死後数カ月以上たっていて、外傷があるかどうかわからず、年齢や性別も分かっていません。

■10年ほど前まで住民いたもののその後は空き部屋に

マンションは老朽化のため、取り壊しが決まっていましたが、この部屋は内側から鍵がかかっていて、解体業者が確認のために扉の一部を切り取って中に入ったところ遺体が見つかりました。

警察がマンションの所有者に確認したところ、この部屋には10年ほど前まで住民がいたものの、その後は空き部屋になっていたということです。

警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、死亡に至った状況について調べる方針です。

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