新型コロナウイルスの感染者数が、10週連続で増加しています。

厚生労働省によりますと、7月14日までの1週間で、全国約5000の医療機関から報告された新型コロナの感染者数は、前の週から1万5000人以上増え、5万5072人でした。

1医療機関あたりの感染者数は11.18人で、前の週から1.39倍増え、10週連続の増加となりました。

また、2022年の同じ時期と比べても感染者の数は増えていて、厚労省は、夏の帰省で高齢者と会う場合など、感染予防を呼びかけています。

コロナのワクチン接種については、「無料接種」に関しては2024年3月末で終了しています。
現在は「任意接種」として、全額自己負担で約1万5000円ほどかかる状況です。

それが10月から、60歳から64歳で重い基礎疾患のある人、65歳からの高齢者は定期接種として、最大で7000円でワクチンを受けることができるということになります。

東京歯科大学市川総合病院・寺嶋毅医師は、「現在のワクチンは、新たな変異株KP.3に対して効果が少し落ちるが、半年以上接種していない人は接種したほうがよい」としています。

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