世界各地で起きたシステム障害により、国内外の空港などあらゆる分野で影響が広がりましたが、現在は収束に向かっています。

原因はセキュリティソフトの問題と明らかになり、ソフトを開発した会社は修正プログラムを配布して復旧を急いでいます。

羽田空港では、システム障害の影響でアメリカの航空会社の便などで遅延が発生しました。

また、格安航空会社ジェットスター・ジャパンでは、成田空港を発着する5便が欠航しました。

世界では19日に約4万5000便に遅れが生じましたが、20日は8700便ほどとなっていて収束傾向に向かっています。

システム障害は、アメリカのクラウドストライク社のセキュリティーソフトの更新作業の際に起きたもので、カーツCEOは「ご不便・ご迷惑をおかけしたことをおわびする」とコメントしています。

そのうえで、すでに修正プログラムを配布し、システムが復旧するように努めていると発表しました。

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