宮城県石巻市の市道で酒を飲んだ状態で車を運転したとして、建設業の男(22)が現行犯逮捕されました。男は逮捕直前、運転をめぐるトラブルや事故も起こしていたとみられています。

酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、石巻市に住む建設業の男(22)です。
警察によりますと、男は7月23日午後8時40分ごろ、石巻市蛇田の市道で飲酒の上、乗用車を運転した疑いが持たれています。
男は逮捕される直前、路肩に止まっていた車の横を通過する際にクラクションを鳴らすなどして、停車していた車の運転手の男性と口論になっていました。男がその場から逃げようと車を走らせると、男性がハンドルにしがみつき、男の車はドアが開いたまま相手を引きずった状態で50メートルほど走り、反対車線を走っていた軽乗用車とぶつかって停止しました。
一連の様子を目撃していた人が「交通トラブルのようだ」と警察に通報し、駆け付けた警察官が検査をした結果、男から基準値以上のアルコールが検出されたため、男を現行犯逮捕しました。引きずられた男性は打ち身などの軽いけがをしました。
警察は、男性への傷害の疑いも含めて捜査しています。

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