大型の台風3号は、非常に強い勢力となり、沖縄県の先島諸島に接近しています。

石垣島から、沖縄テレビ・譜久村司記者が中継でお伝えします。

台風が石垣島に最接近していた昼ごろに比べると、風は一時弱まりましたが、午後から再び突風が吹き、雨も断続的に降っています。

沖縄・石垣市では、24日午前10時ごろに32.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。

市内では、強風で街路樹が倒れ、道を一部ふさいでしまっている場所もあります。

警察や消防によりますと、これまでにけが人の情報は入っていませんが、石垣島と竹富島、与那国島では約1400戸が停電するなど、生活への影響が続いています。

交通への影響も続いていて、石垣空港を発着する空の便は、24日の全便が欠航し空港も閉鎖されています。

航空各社によりますと、25日も一部の便で欠航が決まっています。

先島諸島では、このあとも強い風や激しい雨が予想されていて、気象台は引き続き、暴風や高波、土砂災害や低い土地の浸水などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

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