ミステリーの始まりは、こちらを真っすぐに見つめる犬を撮影者が発見したことでした。

発見場所は大阪・八尾市にある撮影者の家の門。
防犯カメラには、通りすがりの女性があの犬を見つめる様子が。そして…。

犬を撮影した人:
朝6時にインターホンが鳴って、出たら近所のおばちゃんで、家の敷地内から犬が逃げてきたから、リード引っかけときましたっていうことでした。見に行ったら、ホンマに見たことない犬がつながれていた。

突然、家の門に謎の犬がつながれていたのです。

撮影者が飼っているコタロー君とは、似ても似つきません。

謎の犬の正体を探り始めた撮影者。
すると、意外な事実と緊急事態の存在が明らかになります。

犬を撮影した人:
(映像を)巻き戻し続けて、どこから犬が現れるかを探そうと思って…。

防犯カメラの映像をさかのぼると、発見の9時間も前の前日の午後9時半ごろ、すでに謎の犬はリードを引きずりながら家の敷地内をうろうろしていました。

さらに映像をさかのぼること1時間、謎の犬がいた理由が判明します。

映っていたのは、車の後ろで突然倒れ込む人影です。
その直後、人影の横で、あの謎の犬の目が光っています。

この時、何が起きていたのでしょうか。

犬を撮影した人:
犬を散歩させてる人が現れて、急にばーって倒れて、犬が現れて、シャッターが開いているので入ってきちゃって、車の下に入ったんですよ。

その数分後の映像では、異変に気が付いた人が駆け寄っています。
しかし、あの犬の姿はありません。

散歩中に飼い主が倒れたため、敷地内に隠れていたのです。

犬を撮影した人:
(飼い主は)意識ももうろうとしてただろうし、すぐ運ばれたんで、説明できなかったんかなと思います、あの犬のことは。

その後、10時間近くその場で飼い主を待ち続けていた犬。
その姿に、犬を撮影した人は「忠犬ハチ公みたいやな、従順ないいワンちゃんやなって感じでしたね」と話しました。

その後、警察に保護され、無事退院した飼い主のもとへ帰っていったということです。

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