24日、JR山陽線の新山口駅構内で起きた脱線事故で、先頭の機関車の車軸が折れていたことが分かり、25日、運輸安全委員会が脱線との因果関係を詳しく調べています。

事故があったのは、山口市のJR新山口駅の構内で、24日午後0時半ごろ、福岡発・東京行きの貨物列車が、発車直後に脱線しました。

脱線したのは、23両の貨車をけん引していた電気機関車で、現地調査に入った国の運輸安全委員会によりますと、先頭の車輪が左側に脱線し、左右の車輪をつなぐ車軸が折れていたということです。

◆運輸安全委員会 平藤優一鉄道事故調査官
「車軸が車輪とこうなってますよね。その左側の所が折れていたというイメージ」

Q.車軸が折れて脱線?脱線して折れた?
「そこも調査中ですので、何とも言えません」

JR貨物は、車両の調査が終わり次第、クレーンで吊り上げて線路に戻し移動させる予定ですが、その後、運輸安全委員会が線路や地上設備の調査を行うことから、25日午後5時時点では、JR山陽線の一部区間や山口線の運転再開の見通しは立っていません。

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