記録的大雨となった山形・秋田両県では、27日も行方不明者の捜索が続いた。両県では30日ごろまで再び大雨になる恐れがあり、捜索活動への影響が懸念される。気象庁は河川の増水や氾濫に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけている。
山形県新庄市では警察官2人がパトカーごと流され、うち1人とみられる男性が見つかり、死亡が確認された。残る1人の捜索が続く。秋田県でも1人の遺体が見つかり、1人が行方不明のままだ。山形県戸沢村蔵岡地区付近では最上川中流が氾濫し、周辺の集落が水没して孤立した。
気象庁によると、両県の各地で降り始めからの降水量が250~400ミリに達した。(共同)
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