北海道千歳市で7月31日、走行中のワゴン車に瓶のようなものを投げつけられる事件があり、運転手の男性が当時の状況や怒りを語りました。

 7月31日午後8時30分ごろ、千歳市真々地の道道を千歳IC方向に走っていたワゴン車が、歩道にいた自転車の2人組の内の1人に瓶のような物を投げつけられました。

 ワゴン車を運転していた千歳市在住の男性(40代)にケガはありませんでしたが、直撃した車体の後部がへこみました。

 当時用事を済ませるために付近を走行していたという男性。「『自転車の2人組が来ているな』ということには気付いて目が合った気がした。そのわずか数秒後に突然物を投げつけられた」と当時の状況を説明しました。

 男性は事件直後に現場へ戻り、2人組を探しましたが既に逃走。発見には至りませんでした。2人組はいずれも若い男に見えたといいます。

 男性はその後警察署へ被害を届け出ていて、警察官と共に現場を確認しました。「最初は飲み物が入ったペットボトルを投げられたと思ったが、現場から見つかったのは粉々に割れた瓶の破片でした」といいます。

 事件に対し男性は憤りを隠し切れない様子。「許せない。今までニュースでこういった事件を見たことはあったが、他人事ではないということを痛感した」と語りました。

 警察は器物損壊事件として捜査しています。

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