不祥事が相次いだ鹿児島県警に対し、特別監察を行った警察庁は、全ての都道府県警察の本部長への研修を拡充していく方針を決めました。

鹿児島県警の一連の不祥事を受け、警察庁は2日まで特別監察を行い、県警幹部らへの聴取や関係書類の確認などを行いました。

警察庁は、再発防止策の一環として、全国の都道府県警察のトップである本部長に対し、これまでも行っていた研修を拡充する方針を決めました。

これまでも、本部長赴任前に約12時間の研修を行ってきましたが、2025年からは、研修時間を増やすとともに、捜査指揮や組織管理など具体的なテーマを決めた講義を増やす方針です。

また、本部長着任以降も警察庁幹部が個別に面談する機会を設け、アドバイスや指導できる体制を構築していくということです。

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