2日午後、石巻市雄勝町の沖合でプレジャーボートが無人の状態で漂流しているのが見つかりました。この船に一人で乗っていた人の行方が分からなくなっていて、石巻海上保安署が捜索を行っています。
2日午後3時40分ごろ、石巻市雄勝町船越の沖合およそ3キロの海上で、「無人の船が漂流している」と第二管区海上保安本部に118番通報がありました。
発見された船は、石巻市に住む67歳のタンカー船員の男性が所有するプレジャーボート「神明丸」で、この男性が一人で乗っていました。
石巻海上保安署は、男性が海に転落した可能性があるとみて、巡視船2隻、航空機2機を出して捜索にあたり、夜間も巡視船1隻で捜索を続けていますが、見つかっていません。
石巻海上保安署によりますと、男性は、2日昼前、石巻市雄勝町の船越漁港から雄勝港に向け船を出しましたが、予定の時刻になっても到着しないため、知人が船で探しに行き、無人の状態の神明丸を発見したということです。
また、船の発見当時、周辺海域の風は強くなく、波も穏やかだったということです。

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