クマの出没が相次ぎ「ヒグマ注意報」が発表されている北海道・枝幸町で8月3日夜、クマの目撃が4件相次ぎ、警察が注意を呼びかけています。
8月3日午後7時ごろ、枝幸町岬町の住宅の敷地で体長約2mのクマがいるのを住人が目撃。
現場は住宅街で、警察によりますと住人は車でクマを約300m追いかけ、その後クマは草むらに逃げていきました。
3日午後8時20分ごろには枝幸町幸町の住宅街でも約2mのクマが道路にいるのを付近住民が目撃しました。
現場は岬町から約2キロ離れていて、クマは別の個体とみられています。
また幸町の隣、新港町では3日午後9時ごろ、水産加工会社の敷地で「廃棄物となるホタテをクマがあさっている」などと会社の関係者から通報がありました。
警察が確認したところ、屋外にあった廃棄物のホタテをあさられていた形跡を確認。クマは体長は約2.5mとみられています。
さらに新港町では午後11時ごろにも草地で約2mのクマが目撃されています。
4件の目撃現場周辺を警察が捜索しましたが、クマの発見には至っていません。
枝幸町ではクマの出没が相次いでいるとして、北海道が7月31日に「ヒグマ注意報」を発表していました。
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