4日午前、福岡市中央区で、酒を飲んで車を運転した疑いで契約社員の男が逮捕されました。
男は、都市高速の入口に続く道路で信号待ちをしているさなか、居眠りをしていたとみられています。
博多臨港警察署によりますと、4日午前10時半ごろ、福岡市中央区長浜の交差点で「車内で男性運転手が寝込んでいる」「青信号でも車が止まったまま」などと警察に複数の通報が寄せられました。
警察官が駆け付けたところ、福岡都市高速の天神北ランプに続く道路上に普通乗用車が停車していて、運転席の男に反応がなかったため、救急隊も駆け付け、救出作業を行いました。
救出された男はその後意識を取り戻し、救急搬送を拒否した上で「酒を飲んだ」と話したため、呼気を調べたところ、基準値の3倍近いアルコールが検出されたということです。
一方で、男は車を運転したことを認めなかったため、警察が付近の防犯カメラや目撃者への聞き込みを行い、酒気帯び運転の容疑が固まったことから4日夜に逮捕しました。
逮捕されたのは、福岡市西区の契約社員・納富雅人(のうとみ・まさと)容疑者(22)で、調べに対し、「お酒は飲んでいましたが、車を運転はしていません」と容疑を否認しているということです。
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