東京の新宿・歌舞伎町のホストクラブに「売掛金(ツケ)」があった女性を性風俗店に紹介したなどとして、警視庁保安課は5日、風俗店あっせん業者ら4人を職業安定法違反や組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕したと発表した。あっせん業者は、ホストやスカウトを通じて知った売掛金のある女性を風俗店に紹介していたとみられる。
逮捕されたのは風俗店あっせん業の宗優作(44)=足立区西新井本町2=と小島誠也(31)=川崎市多摩区宿河原2、風俗店スカウトの渡辺善生(34)=新宿区上落合2=とホストの小保方行志朗(28)=世田谷区梅丘1=の4容疑者。4人とも容疑を認めている。
宗容疑者の逮捕容疑は2023年1月、20代女性を埼玉県川口市のソープランドに紹介したとしている。女性はホストクラブに約90万円の売掛金があったという。他の3人の容疑は23年3~5月、大分県別府市のソープランドで女性従業員が売春で得た犯罪収益の一部となる約40万円を受け取ったとしている。【加藤昌平】
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