新潟市は6日、能登半島地震後に死亡した市民2人を災害関連死と認定した。能登地震では、石川県で関連死を含め318人が死亡。石川以外の死者は初めてで、計320人となった。石川県ではこのほか関連死21人の認定が決まっており、犠牲者は341人になる見通し。

新潟市は、2人の年齢や性別、被災状況は明らかにせず、「今後、遺族から承諾をいただいた範囲で公表する」とした。

市によると、1月と5月にそれぞれの遺族から「関連死に当たるのではないか」と市に相談があった。医師と弁護士で構成する審査会が今月5日、関連死に当たると判断。審査会から答申を受けた市は6日に認定した。

災害関連死に認定されると、遺族に災害弔慰金として最大500万円が支給される。〔共同〕

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