東京女子医科大学の同窓会組織をめぐり、不透明な資金の流れなどが指摘されている問題を受け、大学の理事会は岩本絹子理事長の解任を決めました。

東京女子医科大学の同窓会組織「至誠会」をめぐっては、勤務実態のない職員に給与が支払われていた疑いがあるとして、警視庁が2024年3月、大学や岩本絹子理事長の自宅などを家宅捜索していました。

7日に開かれた臨時の理事会で、岩本理事長の理事長職解任の動議が提出され、理事長以外の理事全員が賛成して解任が決まったということです。

ほかの理事全員も、責任をとって辞任の意向を示しています。

一連の問題を調査した第三者委員会は理事長の「一強体制」を指摘し、抜本的な改革を求める報告書をまとめています。

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