8日午後4時半過ぎ、宮崎県で震度6弱を観測した地震で、土砂崩れや建物倒壊などがあったほか、これまでに少なくとも10人のけが人が報告されています。

震度6弱を観測した宮崎・日南市では、道路上に落石が見られたほか、宮崎市では建物の一部が崩れ電線に引っかかり、52歳の男性が取り残されていましたが、1時間後に救助されました。

震度5強を観測した鹿児島・大崎町では、役場近くにある木造2階建て建物が倒壊し、1階部分がつぶされている状態だということです。

住民は、「テレビを見ていたら天井が落ちて、中に閉じ込められたら死んでいた」と話しました。

また、鹿児島・志布志市では、幅30メートル、高さ50メートルにわたって土砂崩れが発生し、周辺の42世帯50人に避難指示が出されました。

一方、これまでに避難中に転倒したり、倒れてきたものに当たるなどして、宮崎県内で4人、鹿児島県内で4人、熊本県内で2人、少なくとも10人のけが人が報告されています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。