「南海トラフ地震臨時情報」が初めて発表された地震から一夜が明け、各地の状況が明らかになってきました。

今回の地震で最大となる震度6弱を観測した宮崎・日南市の谷口病院から、テレビ宮崎のオカファーエニス豪キャスターが中継でお伝えします。

日向灘では、9日午前4時20分ごろにも長い横揺れを感じる地震がありました。

眠れぬ夜となった人も多かったのではないかと思います。

日南市の谷口病院では、8日の地震の影響で、6階部分の外壁が崩れました。

そして、内部の鉄骨部分がむき出しになってしまっています。

地震の影響でスプリンクラーの誤作動もあり、中が水浸しになったという情報もありました。

16時50分現在、修復に向けた準備が進められています。

病院によりますと、けが人はいませんでしたが、壁が崩れた病棟に入院していた約40人の患者は別の病棟へ避難しているということです。

県内では避難中の転倒や倒れてきたものに当たるなどして、あわせて9人がけがをしました。

ーー 地元の住民は、今の状況はどう捉えているんでしょうか。

今回の地震について地元の住民に話を聞くと「寝室の仏壇やたんすが倒れてきた。もし寝ている時にたんすや仏壇が倒れてきたらどうなるのかというのを考えると大変怖い」と語っていました。

引き続き、地震、そして、二次災害への注意が必要です。

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