南海トラフ地震臨時情報の発表を受けて、夏休みの観光客で賑わう名古屋城では、石垣の倒壊などへの注意が呼びかけられています。

 8月10日から夏まつりが開催されている名古屋城では、かき氷などの屋台が並び、江戸時代から残る重要文化財「隅櫓」の一つが期間限定で公開されるなど、多くの観光客でにぎわっています。

 おととい発表された南海トラフ地震臨時情報を受けて、城を管理する名古屋市はアナウンスや張り紙で、石垣や古い建物から距離をとって観覧するなどの注意を呼びかけています。

 観光客は「地震が気にはなってるが、なるべく日常通り注意しながら過ごす」「崩れたら怖い」と話していました。

 市の担当者は、万が一のときに身の安全を守る意識を持って観光を楽しんでほしいと話していました。

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