佐世保市のアメリカ海軍や自衛隊の基地周辺で、ドローンが飛行しているのが確認されました。
基地を撮影していた可能性もあるとして、アメリカ海軍は海軍犯罪捜査局が捜査に乗り出しています。
KTN記者
「佐世保駅前に来ています。道路の向かいにバス乗り場があります。この上空で夜間、ドローンが飛んでいるのが確認されました」
夜空を横切る、緑と赤い光。
ドローンとみられます。
7月27日午後8時すぎ、KTNのカメラが佐世保駅付近で撮影しました。
佐世保駅周辺は「人口集中地区」として許可なくドローンを飛行させることができません。
またここから500メートルほど離れた場所にはアメリカ海軍や海上自衛隊の基地があります。
米軍施設と周辺の300メートルは小型無人機等飛行禁止法で飛行は原則禁止されていますが、このドローンは基地の内部を撮影できたとみられます。
ドローンをめぐっては今年3月、海上自衛隊の横須賀基地にドローンが侵入し、護衛艦を撮影したとみられる映像がSNSに投稿され、問題となりました。
木原稔 防衛相
「飛行の有無を含めてお答えを差し控える」「防衛省自衛隊としては的確に対応できるよう基地警備能力等を高める不断の努力を続ける」
アメリカ海軍佐世保基地はKTNの取材に対し、「施設周辺における無人航空機の飛行を承知している。海軍犯罪捜査局=NCISが調査を行っているが、セキュリティ上の理由から詳細はコメントできない」としています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。