夏の日差し=東京都内で、米田堅持撮影

 12日は西日本を中心に太平洋高気圧に覆われて気温が上がり、各地で35度を超える猛暑日となった。このうち、兵庫県淡路市、福岡県太宰府市、熊本県甲佐町の3地点では猛暑日が25日連続となり、国内の最長記録を更新した。

 気象庁によると、これまで最長だったのは2020年8~9月の岡山県高梁(たかはし)市で観測された24日間。今年は太平洋高気圧の勢力が強く晴れの日が多いことが要因とみられる。西日本では15~16日ごろにかけて気温が上がりやすい状況が続くといい、気象庁は熱中症への注意を呼びかけている。【平川昌範】

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