北海道では8月11日、北海道南部の木古内町や小樽市などで水の事故が相次ぎ、2人が死亡し、1人が行方不明のままです。
「波が高くなっていて白波が立つほど荒れている状態となっています」(斉藤健太記者)
11日午前10時30分ごろ、木古内町の海岸で北斗市の山本みゆきさん(45)が波にさらわれ死亡しました。
夫と子どもの3人で波打ち際を歩いていたところ、海に入った子どもを連れ戻そうとした山本さんが波に巻き込まれたということです。
当時、台風の接近で海が荒れていたといいます。
「びっくりするほどの高さ。こんな波くるんだって感じ」
一方、小樽市銭函でも11日、泳いでいたベトナム人の男性が溺れ行方不明に。
12日も午前7時から小樽海上保安本部などが捜索していますが、まだ見つかっていません。
「うしろで叫んでいる声が聞こえて。何人か助けに泳いで行っている人もいて」(当時現場にいた人)
いずれの事故も海水浴場ではない場所で発生していました。
警察などは、海で泳ぐ場合は指定された遊泳区域の利用を呼び掛けています。
このほか、せたな町の海水浴場でも男性が死亡しています。
男性は監視員が不在となる夕方以降に海に入り行方不明となっていました。
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