福岡県大牟田市で撮影が進む映画「オオムタアツシの青春」(瀬木直貴監督)に出演する筧(かけい)美和子さん、陣内孝則さん、福山翔大さんら俳優陣が12日、大牟田商工会館で記者会見をした。陣内さんは「青春の再生を感動的に描いた作品。良い作品になると期待している」と話した。
洋菓子店開業を目指す20代女性ら3人が、難病を持ちながら前向きに生きる少女に刺激を受けて未来に向けて歩き出すという筋書き。洋菓子店開業を目指す女性を演じる筧さんは映画主演は初めて。「大牟田の方と触れ合い、街を感じながら撮影に挑めて、すごく幸せ」と語った。
大川市出身の陣内さんは、車上生活をする元地方議員という役。撮影の合間に大牟田市内の飲食店に立ち寄っているといい、老舗ラーメン店「銀嶺(ぎんれい)」のカレーについて「学食で食べるようなカレー。凝ったカレーより大好き」と評した。
福岡市出身の福山さんは事件を起こして大牟田市に流れ着いた若者を演じる。「ロケ中に方言が飛び交う。(福岡に)帰って来てるなということをかみしめながら楽しく撮影できている」と述べた。
8月20日ごろクランクアップし、来秋公開予定だ。【降旗英峰】
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