非常に強い台風7号は、8月17日明け方にかけて福島県に最も接近する見通しで、浜通りを中心に雨が降っている。

台風からの暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている。きのう福島県に初めて線状降水帯の予測情報が出され、県内のいわき市では住民が浸水対策を行っていた。

住民の女性インタビュー:水が上がって来ないように、去年は、ずっと上がってきちゃって。水を少しでも防げればいいかなと思って。

市内では、全域に警戒レベル4の避難指示を出して、市内32ヵ所に避難所を開設。
南相馬市でも、全域に高齢者等避難を出し、このほか16の市町村で自主避難所が設けられた。

いわき市で避難した人インタビュー:(これから)大雨になりそうな感じだな。去年があれ(水害)になったから、今年は早めに来たの。

18日午前0時までの24時間の降水量は、多いところで浜通りで100ミリ、中通りで80ミリと予想されていて、17日昼前にかけて大雨と暴風に警戒が必要。

県内の交通機関については、東北・山形新幹線は17日の始発から通常運転を行い、磐越東線はいわき駅から小野新町駅間で17日午後1時頃まで運転を見合わせる予定。

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