福島第1原発の事故で溶け落ちた核燃料、いわゆる「燃料デブリ」を、初めて8月22日から試験的に取り出します。

福島第1原発では、燃料デブリをめぐり、2011年の事故後初めて外部に持ち出して分析する「試験的取り出し」が計画されています。

こうした中、東京電力は19日午後5時過ぎ、2号機で8月22日から「試験的取り出し」に着手すると発表しました。

燃料デブリの取り出しは廃炉作業最大の課題となっていて、1号機から3号機にあわせて約880トンのデブリの存在が推定される中、今回は最大3グラムのデブリを取り出す計画です。

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