北方領土の元島民らが、船から先祖を供養する、「洋上慰霊」が始まりました。

「洋上慰霊」は、北方墓参やビザなし交流がロシアのウクライナ侵攻で見送りとなった2年前から行われています。

初日は元島民ら、約50人が参加し、根室港から北方四島交流事業船「えとぴりか」で出発しました。

一行は、国後島南側の日ロ中間ライン付近の船上で手を合わせました。

「亡くなった母とかおばあちゃんとかの写真も持ってきた。1日でも早くまた上陸できるようにね」と話す参加者もいました。

「洋上慰霊」は9月21日まで、3つのコースで7回行われる予定です。

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