ブログへの投稿でパラアーチェリー選手の女性に精神的苦痛を生じさせたとして、東京地裁の訴訟で約124万円の賠償命令を受けた同競技パリ・パラリンピック日本代表の重定知佳選手側は20日、判決を不服として控訴した。

6日の判決によると、重定選手は東京大会の代表選考が行われていた2021年1月、同じく代表を目指していた小野寺朝子さんのブログのコメント欄に「悪あがきもほどほどに」「ルール違反してない?」などと匿名で書き込んだ。

判決は、投稿内容は「全くの虚偽」とし、小野寺さんの成績を嘲笑的に言及するなど悪質と指摘。「身に覚えのない投稿を立て続けにされた上、投稿者が自身のライバルであると知った精神的苦痛は相当だ」とした。〔共同〕

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