4月22日午前、宮城県塩釜市にある仙台塩釜港で、海面に大量の油が浮いているのが発見されました。この流出による被害は22日午後1時の時点で確認されていません。

宮城海上保安部によりますと、22日午前9時ごろ、仙台塩釜港港湾事務所の職員から「油のようなものが浮いている」という通報がありました。職員が調査したところ、油は最大で幅およそ50メートル、長さおよそ300メートルの範囲にわたって浮いていました。港内を調べたところ、油を排出している船舶が見つかったため、オイルフェンスを利用して流出の拡大を防ぎ、作業艇などでかき混ぜる作業を行ったということです。
宮城海上保安部は、港外への油の流出はなく、流出による被害も確認されていないとしていて、油が排出された原因や排出量を調べています。

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