2022年に2度の大火に見舞われた福岡県北九州市の旦過市場で21日、再整備へ向けた工事が始まりました。
北九州市小倉北区にある”北九州の台所“旦過市場では、老朽化などを理由に再整備が計画されていて、計画では老朽化した建物を取り壊して区画整理を行うほか、4階建ての商業施設を建設予定です。
しかし2022年に2度発生した大規模火災の影響で、約2年の遅れが出ていました。
21日は、新たな商業施設の建設に向け、重機などを使って地面の中の石を撤去する作業が始まりました。
今後、今年10月には老朽化した市場の解体工事が始まる予定で、商業施設の完成は来年度末を目指しています。
北九州市の武内市長は「市民の皆さんの旦過への愛着というものがしっかりと次の世代に引き継げられるように進めていきたい」と話していました。
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